3D PRINT

3Dプリントについて

3Dプリントとは?

3Dプリントとは、3DCADで設計したモデル(STLフィルに変換)を使って、薄くスライスした2次元(実際は厚さ0.05㎜程度の3次元)を積層していく事で3次元の造形を行うものです。

その工程は次の通りです。

 

3Dプリントのプロセス

 

3Dプリンター造形方法によって積層ピッチや使用する素材(樹脂や金属など)が多く存在し、3Dプリンタ本体は数万円の家庭向けの数万円のものから数千万円の産業用まで多岐に渡ります。

3Dプリンターで出力は、通常の射出成型等では金型が複雑になる、あるいは製造できないといった形状のものを出漁kすることが可能です。

2022年12月25日

造形方式

3Dプリンターの造形方式には大きく分けて以下のものがあります。

熱溶解積層法

熱により樹脂を溶かして細いノズルから押し出して積層していく方式。取り扱いは容易ですが、積層痕が目立ち生らかな表面にはならない。

光造形方式

紫外線硬化樹脂を用いて造形する方式で、紫外線の照射をレーザーの走査で行うものや、DLP(Digital Light Processing>と言われるプロジェクタなどに使われているもの、LCD(Liquid crystal Display)を使用するものなどがあります。
造形物の表面は比較的滑らかで、ヤスリ等での仕上げもやりやすい。ただし、使用する樹脂によっては造形後の洗浄が手灘が掛かる。比較的安価で流通している3DプリンターはLCDを光源とするものが多く、解像度も4K,8Kと進化しています。
弊社の3Dデータを利用して個人で3Dプリントをする場合は、この光造形方式をおすすめします。

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その他

上記以外ですと、粉末素材ににレザーを照射して焼結させたりするものもありまがプリンタ本体は非常に高価。。

2022年12月25日

光造形3Dプリンター

ここでは、個人向けの光造形プリンターについて説明します。3dプリンター選びでのポイントは解像度と造形可能な大きさです。ほぼこれにより価格が決まるようなものです。

 

個人向けの光造形プリンターは硬化させるための紫外線をバックライトとして使用する液晶タイプが大部分です。したがってこの液晶の解像度が重要です。

 

解像度は普通の液晶と同じように4Kや8Kといった形で表記されています。同様に積層ピッチも色々ありますが、0.05mm(50�μm)であれば十分です(弊社が提供する製品では)。積層ピッチはあまり細かくても造形時間が増えるだけで実用上支障はありません。

 

造形サイズにつきましては、『3Dデータ一覧』の各データのサイズが表示してありますのでそれを参考にして、それ以上の造形サイズがあるものを選択すればよいと思います。

 

光造形方式の3Dプリンターもかなり市場に浸透してきており、さらに詳しい情報がネットに溢れていますのでそちらも参考に3Dプリンター選ぶとよいでしょう。

2022年12月23日

樹脂レジン

樹脂レジン

ここでは光造形に関する樹脂について説明します。

各社が色々な樹脂レジンを発売しています。それぞれに特長があり優劣はつけられません。硬化する紫外線の波長gがプリンターのそれと同一ならば特に問題ないと思います。カラーはお好みで選択してください。

ポイントは、1次硬化後に洗浄をする必要がありますが、この時にイソプロピルアルコール(IPA)を使うタイプと水で洗浄するタイプがあります。

洗浄剤

IPAはアルコールですが飲めません。有機溶剤中毒予防規則の対象にもなっていますので取り扱いには注意が必要です。

IPAの廃液の場合、何度も使用すると濁ってきて洗浄効果が薄れます。
その場合、一晩くらい放置すると樹脂製分が沈殿するので上澄みをシリンジで吸い取り再利用する事ができます。
また紫外線を当てると樹脂成分が固まる(ゲル上ですが)のでそれを取り除くと多少綺麗になったりしますが、ゲルの中にIPAが多く含まれているので容量がかなり減ってしまうので効率的ではありません。

洗浄廃液の処理

洗浄剤に水を使う場合、廃液はそのまま下水道に流すことはできません。大量の水d希釈するなどしかるべき対応を取って処理する必要があります。詳しくは下お住まいの自治体などに聞いてください。

もちろんIPAを下水に流すことはできません。個人で利用される量は少ないので、廃液を入れた容器を屋外に放置し蒸発させ、残った堆積物をウエスでふき取り燃えるゴミとして処理するのが現実的です。

2016年10月03日